「請願」採択を受け市民の願いに応えるとき
「子ども医療費支給制度の拡充を求める請願」が、12月議会で全会一致採択されました。「医療機関での医療費窓口払いの廃止」と、「医療費無料化の年齢拡大」は、切実な市民要望です。しかし、実施については、未だに具体的になっていません。
国の制度改変で5千万円程度の財源確保は可能なはず
私は、「請願が全会一致で採択されたことを受け、市民の期待に応えるべき」と、木下市長の姿勢を質しました。
木下市長は、「全会一致の重みは理解している」としながらも、「実行する上で多額の財源が必要」と消極的な姿勢に終始。
私は、国の制度改変で平成20年度5千万円以上の財源確保が可能なことを明らかにし、子育て支援を求めました。
各自治体では「少子化対策・子育て支援策」で活性化を
県内では、この制度改変を見込んで、乳幼児医療費制度の拡充がすすでいます。 狭山市では「少子化対策は重要課題」として、医療費助成の対象年齢を今年の10月に小学3年まで広げ、11年度には中学3年まで引き上げる方針を明らかにしています。窓口払いの廃止については、10月から実施予定です。
入間市でも「少子化対策・子育て支援」の積極的施策を
私は「入間市でも少子化対策の積極的な施策が必要」と、市長に実現の具体化を迫りました。市長は、「平成21年度の実現に向け、平成20年はその準備期間とし、審議会にも諮り実現に向け取り組む」方向を明らかにしました。
医療費窓口払いの廃止
・県内では24自治体で実施、
川越・飯能・日高・所沢では既に実施
◎ 狭山市は今年の10月から実施に
医療費無料化の年齢拡大
(中学卒業まで)
・通院・入院・・・鴻巣市
・入院・・川越・熊谷・行田・東松山など
(小学校卒業まで)
・通院・入院・・加須・深谷・桶川など
◎ 狭山市は今年10月から小学3年まで 無料に、11年度には中学3年まで無料化。