臨時国会の首相指名選挙で、共産党として立憲民主党の枝野幸男氏に投票し野党連合政権に向けた共闘が一歩前に進みました。
安倍首相辞任の直接的な原因は病気ですが、内政外交のあらゆる分野で行き詰まった結果です。
憲法破壊を始め、消費税増税でくらしも経済も押しつぶし、外交面では米国にもロシアにも中国にもモノが言えない屈従外交をしてきました。
政治手法については異論に耳を貸さない数の力で憲法の理念を踏みにじってきました。
今こそ野党が新しい政治の旗を堂々と掲げてたたかうべきときです。
そうしたとき次期総選挙に向け市民と野党が共に作り上げている「共通政策」が大きく前進しています。
「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」が25日、日本共産党、立憲民主党、社民党の3野党に提出した政策要望書は新型コロナ危機の体験を踏まえ、「いのちと人間の尊厳を守る」政治の実現を強調しています。
日本共産党の小池書記局長は「今こそ野党が連合政権構想で自民・公明に代わる新しい社会の姿を示すとき。総選挙で自民・公明を少数に追い込み新しい政治をつくろう」とよびかけています